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ヴェルメシュ 帰ってきたヒトラー

Tatsuya Matsuoka
6th, Jan, 2016
僕がちょうど学校に通っていたころ、少年犯罪がメディアのメジャートピックの一つだった。神戸の事件を筆頭に、中学生・高校生ぐらいの年齢の少年少女による...
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正しい生き方への確信。「ヨブ記」

Tatsuya Matsuoka
24th, Oct, 2015
先日、エルサレムに行ってきた。
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地が半径数百メートル以内に全て存在する街。どこを歩いても、「ここはアブラハ...
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豊かな読者人生への道標。スティーブン・キング「書くことについて」

Tatsuya Matsuoka
4th, Oct, 2015
小説好きが高じると、小説を書きたくなるというのはよくあるパターンだと思う。それに関連して、「小説家はいったいどのように小説を書いているのだろう」と...
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暗黒の時代に終止符を打つ。大場大「がんと賢い闘い方」

Tatsuya Matsuoka
6th, Sep, 2015
以前もがん関連の本について紹介したが、今回もがん関連本だ。おそらく多くの人もそうであると思うが、僕ががんについて一定以上の熱量で勉強を始めたのは、...
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繰り返される作者の裏切り。ジェイン・オースティン「高慢と偏見」

Tatsuya Matsuoka
1st, Aug, 2015
「古典小説」と聞いて、良い印象を持つ人はそれほど多くはないのではないだろうか。
かび臭く陰気で、どうでもいいことですぐにくよくよする主人公。抑...
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モッキンバードを殺すということ。ハーパー・リー「To Kill a Mockingbird」

Tatsuya Matsuoka
24th, Jun, 2015
どの国にも「国民的小説」とでも呼ぶべき小説は存在する。
年代的には適度に古く、現代文とほぼ同じ文体で書かれている。使われている表現も比較的平易...
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底なし沼に投じる一石。勝俣範之「抗がん剤は効かないの罪」

Tatsuya Matsuoka
29th, May, 2015
癌。
これほど大きく深い恐怖をまとった言葉は他に多くはないだろう。30年以上前から死因1位に君臨し続け、痛みや治療の大変さなどのイメージから、恐ら...
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西田利貞「Chimpanzees of the Lakeshore」

Tatsuya Matsuoka
29th, Apr, 2015
僕は、テレビを「生」でほどんど見ることがない。必ずハードディスクに録画して、それから見る。録画する番組は毎週ほとんど決まっている。録画するのは、大...